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バーゼル=シュタット州年金金庫

バーゼル=シュタット州(カントン)の年金基金であるPensionskasse Basel-Stadt(PKBS)は、企業部門を除けば地域最大の年金機関である。同基金は、州の職員および加盟機関、とりわけ大学病院、バーゼル大学および公共交通事業体の職員を保険している。その資産は100億フランを超える規模にあり、有価証券、住宅ローン、および市内の相当規模の不動産ポートフォリオに投資されている。1 大半の州の基金と同様、同基金も数十年にわたり確定給付原則(Leistungsprimat)に基づいて運営されてきた。この原則の下では、年金は最終被保険給与に対する一定割合として算定される。州は保証によって基金を支えていた。

公法上の年金基金は、国家保証が十分な担保とみなされていたため、長らく積立率100パーセント未満での運営が認められていた。2010年12月に採択され、2012年1月1日から施行されている連邦職域年金法(BVG)の改正は、この状況を変えた。公法上の主体の基金が部分積立方式による運営を継続できるのは、公法上の設立母体の保証を有し、かつ2052年までに少なくとも80パーセントの積立率を達成する財政計画に従う場合に限られる。その他の公法上の基金は、完全積立でなければならない。同改正はまた、これらの基金が行政から法的に独立することを求めた。2

バーゼル=シュタット州は完全積立を選択した。その後の数年間に、PKBSは独立の公法上の機関に改組され、技術的利率が引き下げられ、州は基金を完全積立に至らせるため多額の拠出を行った。基金はまた、確定給付原則から確定拠出原則(Beitragsprimat)に移行した。この原則の下では、年金は個人の老齢積立勘定に積み立てられた資本に依存する。高齢の職員を保護するための経過措置も採択された。3 これらの措置の詳細および関係する金額は、州議会において長い議論の対象となった。いずれの調整も数千人の州職員に影響を及ぼし、予算をめぐる議論が激しい時期に公的資金を必要としたからである。

PKBSにおける変化は、州の基金の間に見られるより広範な傾向を反映している。確定給付制度は、金利が低下し平均余命が伸びると、財源の確保が困難であることが明らかになった。最終給与に連動する年金の約束は、投資リスクと長寿リスクを全面的に基金に、そしてその背後にいる納税者に移転するものだったからである。確定拠出への移行は、基金の集団的構造を維持しつつ、これらのリスクの一部を被保険者に移転した。それでも州は使用者として残余の責任を負っており、転換率の低下について職員に補償を行うよう求める政治的圧力は繰り返し生じている。このように、バーゼルにおける議論は、他の州、とりわけチューリッヒ、ジュネーブ、ベルンにおける議論を映し出している。これらの州はいずれも、2010年以降の10年間に公的年金基金を改革した。4

注

  1. Pensionskasse Basel-Stadt(PKBS)、その加盟使用者、資産および不動産ポートフォリオについては、同基金の年次報告を参照。数値は要確認。↩
  2. 2012年1月1日に施行された2010年12月17日の改正(BVG第72a条〜第72g条)に基づく公法上の年金機関の財政(国家保証付きの部分積立、および2052年までの目標積立率80パーセントを含む)については、連邦法令を参照。要確認。↩
  3. PKBSの資本再構築、確定拠出原則への移行、技術的利率の引下げ、州の拠出および経過措置については、バーゼル=シュタット州の年金基金法(Pensionskassengesetz)、州議会の決定およびPKBSの年次報告を参照。日付および金額は要確認。↩
  4. 2010年のBVG改正後の州年金基金の改革(チューリッヒ(BVK)、ジュネーブ(CPEG)およびベルン(BPKおよびBLVK)における資本再構築を含む)については、州法令およびスイスの公的部門年金改革に関する文献を参照。要確認。↩

本記事は一般的な情報提供のみを目的としています。法律上または税務上の助言を構成するものではなく、個別案件に関する助言に代わるものでもなく、弁護士と依頼者との間に委任関係を生じさせるものでもありません。本記事は2026年10月時点の法的状況を反映しています。

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