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「ダイク」と方言の社会学

市内において、方言は古くから社会的に分化してきた。従来の文献は、旧来の門閥家系の言葉と、クラインバーゼルおよび工業郊外の職人、労働者および新住民の言葉とを区別している。前者は、これらの家系の多くが住んでいたザンクト・アルバン地区にちなんで、しばしばDalbe-Dytschと呼ばれる。1門閥の変種は、丁寧な発音、多くのフランス語借用語を保持した語彙、そして一世代前においてすでに古風に響いた敬語表現を特徴としていた。それは、Daigへの帰属を示す標識として機能した。Daigとは相互に姻戚関係で結ばれた家系のネットワークであり、バーゼル経済の歴史におけるその役割はC部で検討した。

この種の社会方言は、親族ネットワークそのものの機能に類似した機能を果たす。それは集団の構成員が互いを認識することを可能にし、新参者には越えがたい境界をつくり出す。また、何を口にしてよく、何を口にしてはならないかという規範も担っている。バーゼルの門閥の家々においては、控えめさの文化が言語的な形をとっていた。すなわち、金銭について語ることへのためらい、間接的な表現の好み、そして自慢げな語彙の回避である。2この環境で育成された銀行家は、自らの銀行の商品とともに、顧客が期待する話しかけ方の言葉と、特定の話題を避けるための機転とを身につけた。

門閥の社会方言は、生きた話し言葉としてはおおむね消滅した。その衰退は、C部が記述したとおり、閉鎖的な社会構成体としてのDaigの衰退に伴うものであった。すなわち、政治の民主化、外部出身の経営者に対する経済の開放、他の都市や国の家系との婚姻、そして教育の国際化である。旧家の年配の構成員は今なお、孫の世代が魅力的に古めかしいとみなす方言を話している。その表現の一部は、ファスナハトのクリーク(Clique)やツンフト(同業組合)の語彙の中に残っている。3帰属の標識としての言語の社会的機能は、他の標識に移った。特定の学校や大学での教育、特定の団体への所属、そして英語の流暢な運用能力である。今日の金融部門において、英語の運用能力は、かつてフランス語が18世紀のエリートの教養を示していたのと同じように、国際的な経験を示している。

門閥の社会方言の歴史は、バーゼルのエリートが常に多言語的であったことも示している。18世紀には、Daigの商人たちはリヨン、パリおよびアムステルダムの取引相手とフランス語で書簡を交わした。彼らの多くは、息子をフランス語圏スイスやフランスに送って教育を受けさせた。4方言は家族と都市の親密さに奉仕し、フランス語は商取引と洗練された社交の媒体であり、標準ドイツ語は文筆と学問に奉仕した。この重層的な多言語状況が現在の状況の歴史的背景であり、今日では英語が、国際ビジネスの言語としてのフランス語の役割をおおむね引き継いでいる。

注

  1. バーゼルの旧家の社会方言(ザンクト・アルバン地区(Dalbe)にちなむDalbedytsch)および他の社会集団の言葉との区別については、Suter, Baseldeutsch-Grammatik, 1992, introduction; バーゼル社会に関する一般向け文献を参照。この用語およびその範囲については要確認。 ↩
  2. バーゼルの門閥層の控えめさの文化については、C部第II章および同所引用の文献を参照。都市エリートにおける社会方言と社会的閉鎖性との関連については、Pierre Bourdieu, Ce que parler veut dire, Paris 1982以降の社会言語学の文献を参照。要確認。 ↩
  3. バーゼルの伝統的な門閥社会方言の衰退については、Suter, Baseldeutsch-Wörterbuch, 1995における考察およびバーゼル方言に関する一般向け文献を参照。要確認。 ↩
  4. 18世紀のバーゼルの商家の書簡および教育におけるフランス語の使用については、C部で引用したバーゼル経済史に関する文献を参照。ドイツ語圏スイスの教育制度としてのWelschlandjahr(フランス語圏滞在年)については、HLS, article "Welschlandaufenthalt"を参照。要確認。 ↩

本記事は一般的な情報提供のみを目的としています。法律上または税務上の助言を構成するものではなく、個別案件に関する助言に代わるものでもなく、弁護士と依頼者との間に委任関係を生じさせるものでもありません。本記事は2026年10月時点の法的状況を反映しています。

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